最後のletter                  ~天国からの手紙~

紅葉



  それから外に出ると結構暗くなっていたから

  

  かえって来た

  

 「茄優
  今日はありがと!!すごく楽しかったよ!!」

 「ならよかった笑
  また行こうな笑」

 「うん笑
  じゃまたね」

  「またな」

  そう言ってお互い家に入った


 「ただいま~」

 「おかえり~」

 そうリビングから顔だけを出していたのは

 夏葉だった

 あれ以来少し気まずいけど

 なんかと普段通りにできるようになった


 リビングに行くと

 お母さんもお父さんもいなかった


 どこ行ったんだろう


 お父さんは仕事でも

 お母さんはパートかな??


 そう思いながら

 私は階段を上がって部屋に向かった
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