最後のletter ~天国からの手紙~
それからは近くの公園に向かって
ベンチに座った
なんか今日の夜空はすごくきれいに見える
きっと茄優と2人だからかな??
こんなきれいな夜空
いつまでも忘れない
そう思いながら
目に焼き付けた
その夜空だけは
一生忘れたくないとも思った
星がたくさんキラキラ光り輝いていた
「星がたくさんあるね」
「あぁ」
そんな会話をしていると
茄優はギュっと繋いでいる手に力が入った
でもなぜか
茄優の手は微かに震えていた
「茄優??」
「んっ?」
「何で手震えているの?」
「震えてねーよ」