最後のletter                  ~天国からの手紙~


  「あれ??捺希は??」

  「知らねー」

  教室に入るなり

  俺の姿に気がついた咲来が

  声をかけて来た

  「何かあったの??」
  
  そう聞いてくる咲来

  きっと何かに気がついている


  だからはさっきあったことを

  すべて咲来に話した

  別れた事

  そして捺希がこの学校をやめたこと


  すると咲来は泣いていた

  「何泣いてんだよ」

  「だ・・って捺希が
  茄優と別れて

  それにこの学校を辞めるなんて・・・・」


  「・・・」

  「理事長室

  行こ」

  泣ながらそう言った

  咲来

  そして俺たちは教室を出て

  理事長室に向かった
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