最後のletter                  ~天国からの手紙~


  何でなんでも一人で考え込むんだよ

  
  一人で苦しもうとするんだよ


 それから捺希の部屋に戻った

 けど捺希はベットですやすや眠っていた


 咲来にも言ったほうがいいのか

 わかんねーな


 「んっんん」

 「起こした?」

 「・・・茄優
  ううん笑」

 「咲来に言って「ダメ!」

 「えっ?」

 俺の言葉を遮って捺希が話した

 「咲来に言っちゃダメ!」

 「・・・・」

 「ごめん
  でも咲来だけには言わないで

  あの子きっと気づいてあげれなかったとか言って
  自分を責めるから」

 そこまで咲来の事考えてるんだ

 どこまで優しい奴なんだよ
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