最後のletter                  ~天国からの手紙~


  それから部活が始まって5時間


  時間は16時だった


  「さよなら~」

  後輩の挨拶に返事をして


  俺は再び病院に向かった

  けど小腹が空いた俺は

  病院の近くのコンビニで

  パンを一つ買って

  病院に向かった


 「捺希~」
 
 「あっ茄優」

 俺が病室に入ると

 笑顔の捺希がいた
 
 「部活お疲れ様笑」

 「おう。あっそうそうタイム上がったぞ笑」

 「何が?」

 「陸上!1500タイム上がったんだよ」

 「何秒だったの??」

 「9分ジャスト!」

 「わ~すごい♫

  私も走りたいな~」

 「・・・・」

 「茄優私の分も頑張ってね笑」

 「当たり前だろ!」

 「あとずっと病気の事隠しててごめんね・・・」
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