最後のletter ~天国からの手紙~
入院
俺は捺希の家で
夕飯をご馳走になった
捺希はずっとソワソワしてる
「捺希。落ち着け」
「だって茄優!早く行きたいよ~!」
「ったくじゃーそろそろ行くか笑」
「うん!」
そして19時くらいに俺たちは
家を出た
電車で乗る事30分
一つの駅で俺たちは降りた
空にはキラキラ光る星が見える
夜の海にしては
ある意味いいタイミングで来たかも
真っ暗な砂浜を2人で歩いた
暖かいような冷たいような
すごく気持ちいい砂
「気持ちいね笑」
「だな笑」
そんな会話をしながら
俺たちは海の近くで腰をおろした
「星キレイだよ!茄優」
「きれいだな笑」
「夜の海っていいね笑
一度さ~来てみたかったの笑」
「そっか笑」
「ねー茄優
私ねまた入院するの
ほんとはね無理を言って退院さしてもらって
条件が2日間の退院しか
認めてくれなくて・・・」
「ウソだろ」