最後のletter ~天国からの手紙~
「茄優君。少し休んで」
「おばさん。
俺は大丈夫だよ。
少しでも捺希の傍にいたいから」
「捺希は幸せ者ね・・・」
「おばさん。
おばさんの方こそ休んでくれよ」
「ふふ。ありがと
じゃお言葉に甘えて休ませてもらうね」
そう言って病室を出て行くおばさん
最近のおばさんはすごいやつれいる
きっと食事もちゃんととってないんだろうな
なあー捺希
いつになったら
こっちに戻って来てくれるんだよ
目を覚ましてくれるんだよ
頼むから
まだ俺の前から
いなくならないでくれよ