最後のletter                  ~天国からの手紙~


  それからみんなご飯を食べ終えて

  少したった頃お父さんが帰って来た

  私はお父さんにも話そうと思っていた

 「お父さんおかえり

  ちょっと話があるの」

 「なんだ?彼氏でもできたか?」

  そうケラケラ笑ってるお父さん

  私は今から話すことを聞くとお父さんのこの笑顔を

  お母さんと同じように消してしまうんだ

  でも覚悟をして

  ゆっくり口を開けた

  「実はね、私の病気

  病名が分からないの

  今までの病状と私の病は違うみたいで

  私の病状は初めてみたいで

  治療法も分からない。」

  「嘘だろ。

   でも 絶対治るだろ??」

  「分からない

  紗原先生いわく もって


  2年って」
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