最後のletter ~天国からの手紙~
最終章
2人の思い出をもう一度・・・
捺希の葬儀の日は
咲来と夏葉と俺は泣いた
三人で泣いて泣いた
そして現在
夏葉は見事志望校に合格して
青春を送っている
しかも夏葉の学校は俺達と同じ学校に入学した
咲来は彼氏ができたらしい
しかもその相手は昂輝だった
そして俺は
一度やめた
陸上をもう一度始めた
今日は咲来と一緒に
捺希がしたかったことを
一緒に叶えに行こうとなった
「茄優!遅いよ」
「わりぃー」
「ったく
まぁーいいや行こ!」
そして俺たちは駅に向かった
捺希がいなくなって早く
6か月がたった
俺はなかなか立ち直れなかった
でも咲来がすごく元気づけてくれて
何とか今の状態まで
立ち直れた
俺が泣くときは必ず
傍にいてくれた
肩を貸してくれたりもした