最後のletter                  ~天国からの手紙~


  すると すごい量の涙が一気にあふれて来た

  私は声を押し殺して泣いた


  ほんとは

  どうしてこんな体なんだって思ってる

  何度かお母さんを恨んだこともある

  みんながいなくなればいいって思った事もある。

  でも そんなのただの逆恨み

  みんなを恨んだって意味なんてない


  それに もうかくしておくのも辛くて

  一歩前に進みたかったから

 私はお母さん達に病気のことを話すって決めた。
< 32 / 331 >

この作品をシェア

pagetop