最後のletter ~天国からの手紙~
せっかく茄優が学校に行こうと
前に進めたばかりなのに
何でこうなっちゃうのよ
何でまた茄優を傷つけるような言葉を言っちゃうんだろう
もうこんな自分が嫌だよ
走ったから
軽い発作が起きた。
その場にうずくまっていると
意識が切れた。
やっぱり走るんじゃなかった
そして目を覚ますと
見慣れない天井が見えた
「やっと起きた」
突然声がして振り向くと
昂輝がいた
「昂輝・・・?」
「捺希下駄箱の前で倒れてたんだぞ??」
私の言葉をさえぎって話出した昂輝
あ~やっぱり軽い発作じゃなかったんだ。
「昂輝が運んでくれたの??」
「あ~」
「そっか。ありがと」
そう笑って言った
けど昂輝はなんか納得しない表情だった
「お前作り笑いやめろ」
「えっ?」
「作り笑いすんな」
「ははっ癖でね」