最後のletter                  ~天国からの手紙~


  私は昔から誰かに心配かけないように

  ずっと作り笑いしてきたから

  つい癖で作り笑いをしちゃう

 だからほんとの笑い方を忘れた。

 「捺希 何かあっただろ」

 「何もないよ
 
  ただ幼馴染と喧嘩して走って来て

 そのちょっと発作をおこしちゃって」

 「発作起きたのか!?

  どこ悪いんだよ」

 「大丈夫だよ!!

 心配しないで」

こんなに心配してくれる人私にもいたんだ。

 心配させちゃって悪い気持ちにもなった。

 でも昂輝はすごく険しい顔をしていた。

 それによく見たら昂輝

 すごいかっこいい。

 前は私あまり目を合わせて話してなかったから

 今改めて目を合わして話すと

 すごいかっこよくて

 きっとモテるんだろうな。
 

 なんて思ってる自分がいた

 
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