最後のletter ~天国からの手紙~
由音の次は捺希がいなくなるんじゃないかって
怖くて知らない間に
怒鳴っていた。
そして捺希は走って学校に行って
俺たちが教室に行っても
捺希の姿はなくて
俺は焦りはじめていた
「咲来
捺希死んだりしないよな」
「茄優
大丈夫だよ」
そう言って咲来は笑ってくれた。
あんなにいい子がどうして
あと2年しか生きられないんだ。
そして 捺希が
1時間目が始まる前に帰って来たから
少しホッとした