最後のletter                  ~天国からの手紙~


  その後は 捺希と一緒に泣いた


 そして俺はそのまま捺希を抱きしめたまま

 時々頭を撫でていた

 「俺 捺希の力になりたい

 だから 俺に捺希の感情俺に当ててくれ

 ないか??」

 「茄優。茄優に迷惑かけられないよ。」

 こんな時でも自分の事より

 相手に遠慮するのかよ。

 「ばーか!迷惑な訳ないだろう」


 「茄優・・うんありがとう!」

 「あと捺希がいなくなっても
 誰も捺希の存在は忘れねーょ
 
 俺が保障する」

 「ありがとう」


 そう言って笑った捺希

 けど やっぱり顔が少し引きつってる。


 それに

 誰も捺希の存在なんて忘れない

 だから忘れるなんて思わないでほしい。

 由音の存在も誰も忘れていない。

 だから捺希の存在も忘れる奴なんていない。

 捺希と由音と夏葉はすごい可愛いし仲良し姉妹で

 すごい目立っていたから。
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