最後のletter                  ~天国からの手紙~


  そして また優しく私を抱きしめてくれた


  やっぱり茄優に抱きしめられると

  ほんとに落ち着く

  「茄優 好き」

  私はそう呟いてしまった
  
  「えっ?」

  どうやら茄優には聞こえたみたいだ

 「やっごめん

  茄優が由音ねぇの事今でも好きな事は分かってる
  でも私は茄優が好き」

  私はあきらめて

 思い切って告白した

 だってあそこまで言っちゃって

 あと戻りにはできない

 だからふられるのは分かってるけど

 告白した

  茄優は少し困った顔をしている

 「茄優 やっぱり気にしないで」

 それだけ言って私はそっぽを向いた

 だから今茄優がどんな表情しているのか

 わからない
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