最後のletter                  ~天国からの手紙~


  けどやっぱり腫瘍の事は言えなかった


  言う勇気がなかった

 
 由音ねぇがいなくなって次は私がいなくなる

 そしたら夏葉はきっとすごい寂しいと思う

 自分を責めるかもしれない

 だから私は残りの間

 夏葉にいいお姉ちゃんでいたい

 それから家に向かった

 部屋に行ったら絶対すぐにベットにダイプする

 正直自分でも少しわかってる


 そろそろ危ないって

 もしかしたら2年も持たないかもしれない
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