最後のletter                  ~天国からの手紙~


 「捺希・・・」

 「由音ねぇの夢はさ
  私と夏葉で叶えるって約束したの

  ねぇー咲来

 私の力になって?」


 「・・・」

 「私怖いの

 だから私に力貸して笑


 ほんとは誰にも迷惑かけたくなくて我慢してたけど

 やっぱり無理みたいなんだ」

 「ばか!当たり前でしょう


 もっと頼ってよ!」


 そう言って咲来は泣いてくれた

 「咲来一つお願いがあるの」

 「??」

 「私が死ぬ前に------」

 「えっダメだよ」

 「お願い

 咲来にしか頼めない」

 それだけ言うとちょうど家に着いたから

 咲来に「じゃーね」って言ってから

 家に入った
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