最後のletter ~天国からの手紙~
それから私は気を紛らわすように
勉強をし始めた
コンコン
「はい」
「お姉ちゃんちょっといい?」
そう言って入って来たのは夏葉だった
「ん?」
「勉強教えて?」
「いいよ」
そして見せられた教材は英語のbe動詞だった
私もここが苦手だったから
夏葉にもわかりやすく教えた
そしたらすごい分かってくれて
部屋から出ていた
時計に目を向けると
もう22時になっていて
私は急いでお風呂に入って
眠りについた