無添加少女
「だっせ…」

リョウとやらがつぶやいた。

「俺こんなパンツのオンナはじめて見た…。」

「いやいや…リョウ、これパンツじゃねーべ。」

「うん…ブルマだわ。期待外れもいーとこだわな。行こうぜ。」

「やばいわ~、俺あーゆーオンナ無理!!なぁ、リョウ!!」

リョウとやらは、あたしをなめまわすように見て、こう言った。

「俺は結構好きだけどな、あーゆーの。」

「リョウ、冗談きっつぅ~!」ギャハハハハ…




何あいつ、何あいつ、何あいつ!!!人をバカにして!!!




あたしは桜のトンネルを逆走し、ある場所へ向かうのだった。

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