俺、お前のこと好き。



そういって、あたしの頭を撫でる。



『俺が小さい頃、知ってるだろ??
性格も行動も悪かったよな。だから高校生になって、性格を変えたんだ。



それで、愛里に出会った。




愛里は本当の俺でも、受け止めてくれる。


そんな愛里を俺は大好きだし、ずっと一緒にいたいと想ってる。


これは譲れない、たとえ優奈でも』



ごめんな、と言って秋は屋上から出ようとする。







『まって、秋……!!!』




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