俺、お前のこと好き。




もちろん笑顔で帰ってくるよ。



大丈夫、あたしと秋はまだきっと繋がってる。



あたしが信じなきゃ、誰が信じるの。







桃を見つめると、目があったとたんにため息をつかれる。




…えっ、なに?


「ったく…クリスマスだというのに何してんだか」




「…え??」


く…クリスマス?






「え、愛里今日クリスマスイブだよー!!!」




クリスマス、


クリスマスイブ、










完全に忘れてた。


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