俺、お前のこと好き。






入学式で出会って、そのまま付き合って。




気がつけば付き合ってるのかもわからない距離になって、実は別れてるあたしたち。







でも、別れた過去があるから今がある。






「一緒にいてくれてありがと」






照れくさくて、少しぎこちない言葉に秋は笑みをこぼす。





「俺の方こそ」











12月24日、クリスマスイブ。







あたしたちは出会ったときの空を見て。









ずっと一緒って、約束した。





< 169 / 225 >

この作品をシェア

pagetop