青空バスケ―番外編―
「そんなの許せません!
ね、相沢先輩」
「ポッキーは食べるべきだよー」
「……何?何の話?」
蓮が話についていけなくて困っていた。
「とにかく!
はい、先輩達。
好きなポッキー選んでください」
翔太がいろんなパッケージのポッキーを俺と蓮の前に差し出した。
「いっぱいあるねー。
俺も食べていいー?」
「どうぞどうぞ」
わーい、と喜ぶ相沢先輩。
仕方なく俺もパッケージからポッキーを一本取り出した。
早く食べてこの場から去ろう……。
そう思ってポッキーを口に入れようとした……その時。
「あ、いいこと思いついたー」
相沢先輩がポッキーを食べながら口を開いた。
「ポッキーゲームしようよー」