ありがとう
第1章

出会い

出会いは突然……

いつもの様に学校へ行く。朝のHRには間に合った。
そして、皆が突っ込む、
『お前おせぇーよ』
『わりぃー、わりぃー』
ガラガラと教室のドアが開く。
担任の飯島が入ってきた。『はぁーい、出席取るぞ』『りょう』
『あや』
『しん』
『みく』
『龍』
『はい』
俺の名前は、龍村龍だ!
学校いちの人気者だ。
女からもモテモテだ。
でも、最近幼なじみの『ゆり』の様子がおかしい!
毎日、一緒に通ってたのにいきなり、
『もぅ一人で学校行く』
っていったきり、学校に来なくなってる。
ゆりは、体が弱くてよくイジメられていたんだ。
だから、俺がこう言ったんだ、
『ゆり、は俺が一生守る』って、するとゆりが
『ありがとう』
って泣きながら俺の胸で
泣いた。
昔を振り返っていると
『おい龍、聞いてるのか?』
『あっ!はい』
『だから、放課後職員室に来なさい』
『わかりました』
だらだら、授業受けて職員室に行った。
『飯島先生、何ですか?』『これを、ゆりの家まで持って行ってくれ』
『はい!わかりました』
俺は急いでゆりん家に向かった。
『ピンポーン♪』
『はい!』
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