ありがとう
おばさんに一言言ってゆりん家を後にした。
そして、翌日いつもより早く起きて、ゆりん家に行った。
『ピンポーン♪』
『あら、龍君』
『ゆりは?』
『まだ起きてないの、中入って起こしてきてくれない』
『はい』
『ゆり』
俺は勢いよくゆりの部屋を開けた。
『龍』
『早く、準備しなよ』
『遅刻するぞ』
『わかった』
ゆりは素早く身支度をして、学校に向かった。
そして、学校に向かう途中俺はゆりの手を握った。
『ゆり、大丈夫だからな』『うん、龍ありがとう』
そのまま、手を繋ぎながら教室に入って行った。
友達の拓が
『よっ!日本一のカップル』
それにつられて、勇気も
『まぢ似合ってるよ』
すると、やっぱりあや達はゆりを睨んでた。
すると、あやがいきなり、『龍君おはよう、また遊ぼうね』
って慣れ慣れしく腕にしがみついてきた。
俺は、すぐにあやを倒した。
『一応、お前に興味ないから』
と言った。
あやは泣きながら教室を後にした、すると、あや達の一人がゆりに
『お前、覚えておけよ、絶対に…』
そう言うと走ってあやを追い掛けた。
『ゆり、大丈夫か?』
『う、うん』
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