君との幸せな心愛

運命の悪戯

桃は、相変わらず忙しくしながらも学校で楽しくやっていた。最近は1両目に乗ることもたまにあり、宏樹の父親と話を交わしていた。進路の話もしたいのもあったりで。



な～んて相変わらず素敵だなって思いながら。



「宏樹くんとお母様で最近進路の話であまりうまくいってないって聞いたんですが・・・」


「そうなんですよ、ただ、母親のほうが今家庭の事情で、イライラしてまして・・・それも原因なんです。お恥ずかしい・・・」


「そうなんですか？何か大変なことでも？」桃はちょっぴり聞きたくなって聞いてしまった。」


「いやぁ・・・母親の妹が、もう1年以上離婚調停中でして・・・迷惑だってずっと怒ってるんですよ。」


「宏樹くんの叔母ですか？」


「そうなんです。財産のある家なので、もめてるんです。あ～お恥ずかしい。先生にこんなこと話してしまい・・・・」


「いえ、宏樹くんもその件は気にしてるんですか？」


「さあ～多少なりとも、母親のイライラで、嫌な思いはしてるかもしれませんね。」


「わかりました。機会があれば、宏樹くんと話してみます。進路の話ももっとしてみますね。
」

「はい、お願いいたします。」