君との幸せな心愛
その夜、優奈は、今までの想い出がすべて、悪いことをしているような感覚に襲われていた。

紙切れ1枚で、夫婦であることには変わりはない。

別居中でもまだ夫婦だ。



・・・・・・・・・




普段は間違ったことが大嫌いな優奈と洋介。


でもそれを超えてしまうほどのものが、2人にはあった。


お互いに「肉体の一部」そう優奈は言われていた。


少しでも欠けてしまったら、自分が自分でなくなる。


ずっとずっと心は一緒、洋介は、優奈に、幸せな愛情を注いでくれていた。


2人の心と心、愛と愛は一心同体だった。


もちろん永遠に。




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