君との幸せな心愛
「おはよう」今朝も洋介からのメールで始まる。

「おはよぉ。昨日は嫌な夢みたわ・・・洋介がいなくなっちゃうの・・・・」

「俺は、いなくならないよ。おまえ、絶対俺より、後に死ねよ。」

なんだ朝から・・・・・・・・・と思いながら、

優奈はうれしかった。



「いや、絶対に私が先に死ぬ・・・・あ~でも、洋介の介護は私がしたい。」

「俺は介護はいらねえよ。」

ちょっぴり笑みを浮かべながら・・・・優奈は今朝の悪夢を忘れかけていった。




「それより、もうすぐ、クリスマスなんだよ。」洋介が言った。


「おまえ、ちゃんと準備しておけよ。」


「もちろん、2週間かけて、コンソメスープ作るからね。そろそろとりかかるよ。」


2人のクリスマスは、洋介の仕事の関係で、ちょっぴり早いが、12月20日と決めていた。


2人きりのクリスマス。


優奈からのプレゼントは、洋介の持ち物を全部新作のルイヴィトンにそろえること。

「おまえがプレゼントしてくれたものをずっと持っていたいからな。」


どんなクリスマスになるんだろう。

とりあえず、まずピンクのクリスマスツリーは飾ってある。
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