君との幸せな心愛
「子供が火事に巻き込まれた。重傷だ。しばらくは連絡できないかもしれない。」


「えっ、あの昨日の事故?」優奈は一気に目が覚めた。


「ひどいの?」



そこから、返事はなかった。



今までの毎日の「おはよう」「おやすみ」も一方通行になった。







「なんで?なんで?こんなことが起こるの?」








優奈は、洋介が父親であることを思い知らされた。






どうしよう・・・・ただ涙がこぼれてくる。






もう終わりだ。いろんなことが終わりなんだ。








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








そしてもう気づけば1か月も連絡がなかった。
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