君との幸せな心愛
昼休憩中、案の定、3人は、職員室までやってきた。目的は2つ。
1つは、桃への相談、もう1つは、中村先生を見たくて。
どうやら麗花は、本気で恋に落ちたようだ。たった一瞬の動作に。
すると、「おい、お前ら、何してる?今日はテストだぞ。」何も知らず、桃、舞、麗花、美織に声をかけてきたのは、なんと圭司。
麗花は、消しゴムで消してあげたいくらい、顔が真っ赤。
「テストなの?」
「うん、そうだけど・・・テストより、こちらが大問題・・・・」またもや舞が興奮状態。
桃は、純粋というか、子供というか・・・・大袈裟というか・・・・などどいろいろ考えるも、話は聞いてあげたいから、いつも一緒に楽しみ盛り上がる。
まてまて、今回のケースって、初めてのケース。複雑な桃の気持ち。
「「恋は盲目」って一瞬でなるのかなぁ。」大人の桃さえ思ってしまう。
もともと、「たまたま」の付き合いだから、嫉妬するようなこともない、というか、イケメンでないから、浮気などの心配がないというか・・・・・
「圭司のこと、桃好きなのかな?」と初めて自問自答した。
「う~~~~ん、解答用紙作ってくれる人=いないと困る人」
「それだけ???」
ちょっと待って。桃、まるで他人事。
目の前にいるかわいい生徒達は、必死なのに。
麗花は、圭司と目があったらしく、職員室を1人飛び出して行った。
舞、美織は、「桃、なんかやっぱマジ恋だよ。禁断の恋だよね?」「テレビドラマじゃないんだからさぁ。」美織が言った。
「いやあ、現実にもよくあるよ。教え子と結婚する先生なんてた~くさんいるよ。」
「えええええぇぇぇぇぇ・・・・・・?」
「こらっ、声が大きい!」
2人の声が職員室に鳴り響いた。
その瞬間、桃は圭司と目が合った・・・
でも、実は、圭司はこのような会話などにまったく興味のない、桃と真逆教師だった。
だから「あの時どうした?」などとは、絶対に聞かない。
生徒にはかなり線を引いている。
本来、教師はそうあるべきかもしれないが、桃は、GTOじゃなくてGTM(Momo)と呼ばれるような教師だった。
「さぁ、とにかく、麗花の気持ちを大事にしてあげようよ。」桃はそう言った。
1つは、桃への相談、もう1つは、中村先生を見たくて。
どうやら麗花は、本気で恋に落ちたようだ。たった一瞬の動作に。
すると、「おい、お前ら、何してる?今日はテストだぞ。」何も知らず、桃、舞、麗花、美織に声をかけてきたのは、なんと圭司。
麗花は、消しゴムで消してあげたいくらい、顔が真っ赤。
「テストなの?」
「うん、そうだけど・・・テストより、こちらが大問題・・・・」またもや舞が興奮状態。
桃は、純粋というか、子供というか・・・・大袈裟というか・・・・などどいろいろ考えるも、話は聞いてあげたいから、いつも一緒に楽しみ盛り上がる。
まてまて、今回のケースって、初めてのケース。複雑な桃の気持ち。
「「恋は盲目」って一瞬でなるのかなぁ。」大人の桃さえ思ってしまう。
もともと、「たまたま」の付き合いだから、嫉妬するようなこともない、というか、イケメンでないから、浮気などの心配がないというか・・・・・
「圭司のこと、桃好きなのかな?」と初めて自問自答した。
「う~~~~ん、解答用紙作ってくれる人=いないと困る人」
「それだけ???」
ちょっと待って。桃、まるで他人事。
目の前にいるかわいい生徒達は、必死なのに。
麗花は、圭司と目があったらしく、職員室を1人飛び出して行った。
舞、美織は、「桃、なんかやっぱマジ恋だよ。禁断の恋だよね?」「テレビドラマじゃないんだからさぁ。」美織が言った。
「いやあ、現実にもよくあるよ。教え子と結婚する先生なんてた~くさんいるよ。」
「えええええぇぇぇぇぇ・・・・・・?」
「こらっ、声が大きい!」
2人の声が職員室に鳴り響いた。
その瞬間、桃は圭司と目が合った・・・
でも、実は、圭司はこのような会話などにまったく興味のない、桃と真逆教師だった。
だから「あの時どうした?」などとは、絶対に聞かない。
生徒にはかなり線を引いている。
本来、教師はそうあるべきかもしれないが、桃は、GTOじゃなくてGTM(Momo)と呼ばれるような教師だった。
「さぁ、とにかく、麗花の気持ちを大事にしてあげようよ。」桃はそう言った。