ばかなじみ!!!!


「わかった?」


「あいっ」


「よしっ」


いい子いい子と桐葉は
私の頭をなで………

  



「うぉーーーい!?」



桐葉のうしろで遠くだけど…
幼なじみ三人を発見した。



「たいへん!たいへん!
桐葉あれ!」


「ん?」


あわてるのは当たり前のまえまえ!


いやおかしなことしてる
場合じゃないから!


だって、カナヅチが深いところまで
いこうとしているでござる!



久しぶりの登場!侍!
ござる!ござる!


「あれ、桜音?
泳げるようになったの?」



そう、なにを隠そう!
桜音は泳げないでござるのだ!



桜音の腕を掴んでる柚子。
流騎弥君はプカプカ浮いて桜音の
隣にいる。



「柚ーーーー子!
なにしてんのさー?!」



「おー!桐と呉ー!
コイツ泳げるようになったらしいぜ!」



柚子が無邪気に手を振った瞬間…。
つまり、桜音の手を離した。




「うぎゃぁぁぁぁあ!」



桜音の姿が一瞬にして消えました…。






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