ばかなじみ!!!!
「……あ」


「……ん?」


「なぁ」


体を揺すられて、ゆっくり目を開ける。


ジュるっ……


垂れていたよだれを拭いた。



「あれ、桜音?」


いつの間にか私の隣に居た。



「どうしたんですか!
神園氏…!」



眠気も一気に覚めた、
きっとなにか事件だ!




「はらへった…」



「はい?」


「はらへったっ…」



左手でお腹を押さえて私を見る桜音。











「おまえは子供かっちゅーの!」




起きてすぐ突っ込まされるとは…。




なかなかやるな!




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