ばかなじみ!!!!
「くー?どした?」


トイレから戻ってきた流騎弥君は
オロオロしながらそっと私の
頭をなでる。



「清一郎さんが…」


ちーん!

ティッシュで鼻をかむ私。




「清一郎?どこのどいつだ!
くー、そいつ誰なんだ!」


なぜだか焦る流騎弥君。




「○△□×☆」


数学か、暗号みたいなことを
唱える桐葉。


それを聞きながらコクン、コクンって
眠りかけてる桜音。


私のベッドの上で真剣に
漫画を読む柚子。




結局私の課題は終わらなかったとさ。



チャーンチャンッ!






……あ、ちなみに桜音もおわらなかったとさ!





チャーンチャーン!




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