ばかなじみ!!!!
なぜ?

なぜ?

なぜ笑った?



心の声がまた漏れたのか
桜音がこっちを向いた。








「…俺もスルメの夢見てたから」





くくっと喉を鳴らす姿がさまに
なっていて格好良さをまた、
一段と輝かせた。






「……………スルメってどんな夢や!」




「お前がスルメになる夢?」





「ああ、スルメになるのね!
うん、うん、私はスルメ!
ってーー…誰がスルメじや!
ボケェェェェェ!!」




「くーっ!落ち着けって、な?」



ドウドウ、流騎弥君が
膝立ちの私をひとまず座らせた。





「…もっ、限界っ………」

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