ばかなじみ!!!!
動かない足を引きずり、
必死で結乃の上に乗っている物を
退けた。






「おい、結乃!」




「うぅ…………」






ゆっくりと結乃の目が開いた。









頭から血が顔を伝って流れた。






ドクン、ドクン。





真っ赤な血が脳内に焼き付く。



心臓もやばいくらいに
ドクドクと動く。




「…父さんと…母さんは…」




「は…………」




………………!!!!



ハッとした。





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