ばかなじみ!!!!
「桜音は相変わらずだね!
呉亜もより一段と馬鹿に磨きが
かかったなぁー」


「そうそう。私の頭は
馬鹿で何も詰まってなくて、
担任のようにツルピカって…
誰がハゲじゃ!」



「…あ、うん。なるほどね」




渋い顔をして結乃ちゃんは反対にむき直してカバンを肩にかけた。



「まだ、こっちにいるんでしょ?
またいらっしゃい?」



「うん、晴ちゃんお菓子ありがとね」



「俺ケーキ持ちます」


「あ、桐葉ありがと。
じゃ、流騎弥と桜音と……
呉亜………じゃあねっ」






「「んー」」



2人は振り返りもせずに
返事だけした。




「……………」


一方私は一時停止。






ぴかんぴかん、一時停止、一時停止…。



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