ばかなじみ!!!!
「柚子さん……?」
何も発しないチャラチャラ野郎…
チャラチャラ様に私は恐る恐る、
声をかける。
………くーちゃん怖いわ!
こんな時、守ってくれる流騎弥君か
なだめてくれる桐葉きゅんがいれば!
…ゴクッと生唾を飲み込む音が
大きく聞こえた。
「……罰ゲーム2個目な?」
柚子様の後ろでメラメラと燃え上がる炎が見える、私には見える。
「あい…………」
雑用とかそんな軽ーい感じの
罰なんだろーなという私の
想像とは遙かな「罰ゲーム」が
私を待っているとは、
思いもしなかった。