ばかなじみ!!!!
「くー!帰ろーぜ!」


キュートな戦う戦士、
流騎弥君が向かえにきた。


「あっ、いつも中等部から
来る子だー!」


「顔整いすぎててかわいーよね!」


いつものように流騎弥君は
噂されている。



「あんたの幼なじみも誘う?」


「う~~~~~~ん」






「行く」


「どはっ!?」


うしろから急に声がしたと思ったら
桜音が立っていた。


桜音の顔つきはめずらしく真剣で
何かを覚悟…
そう、何か強い意志をもっている
ようだった。



「分かった!行こう、桜音!
行こう!!」


これには行かなければならない
理由があるんだね!

ついていくよ、どこまでまでも!




「……かき氷」


…ボソッとなにか聞こえたけど
聞こえない!


目をキランキランっ、輝かせて
かき氷に期待をしている
桜音なんて私、見てないぞぃ!







< 76 / 241 >

この作品をシェア

pagetop