野球嫌いなあたしと、先輩。
7回裏:俺にできること
「そんなことねーだろ。智の鈍感アホ加減には驚くけど、アイツだってずっと片想いで辛いはず。それを隣で支えてくれる存在がいるってのは大きいと思う」
夢はすげぇよ。
自分の痛みに耐えながらも、智と離れようとはしなかった。
それって、すげぇことだろ?
野球嫌い!って気持ちだけでここまできた。
だから簡単に野球を好きになれとは言えない。
けど、野球は楽しいスポーツだ。
嫌いで一生を終えるなんて絶対損!
「……こんなつまらない話、聞いてくれてありがとね!なんか少しスッキリした。初めて人に話したから、もし誰かに言ったら、アンタが犯人だってすぐ分かるから!」
最後の最後に笑ってみせた夢。
健気過ぎて胸が締め付けられるんだって!
夢を開放するために、俺には何ができる……?
夢はすげぇよ。
自分の痛みに耐えながらも、智と離れようとはしなかった。
それって、すげぇことだろ?
野球嫌い!って気持ちだけでここまできた。
だから簡単に野球を好きになれとは言えない。
けど、野球は楽しいスポーツだ。
嫌いで一生を終えるなんて絶対損!
「……こんなつまらない話、聞いてくれてありがとね!なんか少しスッキリした。初めて人に話したから、もし誰かに言ったら、アンタが犯人だってすぐ分かるから!」
最後の最後に笑ってみせた夢。
健気過ぎて胸が締め付けられるんだって!
夢を開放するために、俺には何ができる……?