【完】友達以上恋人未満。
「しかもインターホン押してもメールしても電話しても一向に出てこないし」
嘘っ!!
私はスクバからスマホを取り出す。
げっ。穂美からの不在着信が12件、メールが21件きてる。
全然気付かなかった…
「帰ってないと思って待ってたんだよー!そしたら舞依さんが帰ってきて私を入れてくれて…まぁ案の定シイは爆睡だったけど」
そっか…穂美そんな前からいたんだ。
「だから―何でこんなことになったか私に説明してもらう義務があるよねぇ―?」
ゔっ…痛いとこつかれたっ!!
そして私は渋々今日あったことを穂美に話はじめた…
「はっ!?渡川に無理矢理キスされたー!?」
「うん…もう最悪…」
「ふざけんじゃないわよ!!あの野郎…私のシイにっ」
「まぁ…もう終わったことだし」
「えー!?いいのー!?」
「すっごく真剣な顔してた。私は渡川の気持ちこたえられないしそれで諦めてくれるならいいかなって…」
「あ"ー!シイは罪な女だね!!」
「そんなんじゃないよ―!」
穂美…
ごめんなさい。
私、穂美に隠し事した。
徹のこと言ってないんだ…
なんかわかんないんだけど言えない。まるで徹を守ってるみたい。
〈シイー!穂美ちゃーん!ご飯できたよー!!〉
下からお母さんの声が聞こえる。
「今日私もごちそうになるね♪」
「どーぞどーぞ」
複雑な気持ちを胸に、私と穂美はそう言いながら階段を降りていった。
嘘っ!!
私はスクバからスマホを取り出す。
げっ。穂美からの不在着信が12件、メールが21件きてる。
全然気付かなかった…
「帰ってないと思って待ってたんだよー!そしたら舞依さんが帰ってきて私を入れてくれて…まぁ案の定シイは爆睡だったけど」
そっか…穂美そんな前からいたんだ。
「だから―何でこんなことになったか私に説明してもらう義務があるよねぇ―?」
ゔっ…痛いとこつかれたっ!!
そして私は渋々今日あったことを穂美に話はじめた…
「はっ!?渡川に無理矢理キスされたー!?」
「うん…もう最悪…」
「ふざけんじゃないわよ!!あの野郎…私のシイにっ」
「まぁ…もう終わったことだし」
「えー!?いいのー!?」
「すっごく真剣な顔してた。私は渡川の気持ちこたえられないしそれで諦めてくれるならいいかなって…」
「あ"ー!シイは罪な女だね!!」
「そんなんじゃないよ―!」
穂美…
ごめんなさい。
私、穂美に隠し事した。
徹のこと言ってないんだ…
なんかわかんないんだけど言えない。まるで徹を守ってるみたい。
〈シイー!穂美ちゃーん!ご飯できたよー!!〉
下からお母さんの声が聞こえる。
「今日私もごちそうになるね♪」
「どーぞどーぞ」
複雑な気持ちを胸に、私と穂美はそう言いながら階段を降りていった。