破壊と理性の狭間で
世界設定とか

狂喰島ができた理由はわかっていない
たまたまオランダ船がそこを通りかかったときに見つかったらしい
オランダは早速このことを公開し島の調査に出た
このことには世界中が注目した
各国のいろいろなマスコミが一緒にその島に降り立った
世界中のカメラが回し始めたその時だった
オランダ船が炎上し始めたのだ
すべてのカメラがその瞬間をとらえていた
ジャングルのような樹が生えていた中から十五歳くらいの男の子が
手から火をだしてきたのだった
これは世界各国に伝わった
日本は裏で進めていた人間改造を公(おおやけ)にし国民からの協力を求めた
作り方はこうだ
妊娠している母親のお腹にいる赤ちゃんからある核を取り出し(赤ちゃん自身はまったく大丈夫)
それを特殊な液体にいれ、人間の体になるまで育てる
ある程度育ったら液体から取り出す
七歳まで洗脳授業を受ける(戦争は決して悪いものとはいいきれないとか)
八歳で手術を受ける(改造しやすいように)
十歳で改造され
あとは戦闘用授業やら武器の扱い方などを教わる
大人に近づいていくにつれて狂喰島へ行く回数が増えていく
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