破壊と理性の狭間で
日常風景
髀呼はいつものようにつまらない授業を聞き流していた
今やってるのは「戦闘機について」なんだがすごくつまらないと感じている

『(なんでこんなこと知る必要があるんだ)』

と思っているが本当はわかっていた
狂喰島には見たものを作れる能力の奴か
それともただ有能な科学者がいるのか
まあどちらにしろあっちがいきなり戦闘機で攻撃してきたことには変わりないが

「え――、ではそこでひじをついてる髀呼!」

『あ、はい!』

いきなり呼ばれてビックリする
きっと指摘かなんかだろうと髀呼は思った
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