届かない想い
放課後、歩いていると後ろから
知らない女が肩を叩いてきた。
制服からするとウチの学校の3年
だろう。

「石田直人君だよね?」
「そうですが・・・」
「私、沙代 !木村沙代!覚えてる?」
「さっちゃん・・・?」
「そ~だよ!!覚えててくれたんだ!」

木村沙代、五歳の時、母さんに連れて
来られた病院でたまたま会った。
母さん達を待っている間、待合室で
遊んでいたっけ
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