【続】☆ツンデレ王子とあたし☆
「おーい、大河…」


あたしは大河の耳元に小声で囁いた。



「ン…?ハッ!!俺、寝てた?」


目をパチッと開けてあたしに聞いた。



「うん、ウトウトしてたよ?寝言であたしのこと呼んでたし……」


「ん?ウトウトしてて何だって??」


「なーんでもないっ♪」


「…??あっそ。」


問い詰めると思ってたのにあっさりと諦める大河。


ま、そっちのほうがいいけど。


「あ、そうそう大河ぁー。」



それから終業式が終わるまで大河としゃべっていた。
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