【続】☆ツンデレ王子とあたし☆
「ほら、俺らも行くぞ」


大河は、あたしの手を引きどんどん早く歩いていく。


そんな彼に戸惑い、どうしたのか聞いた。


「大河?どうしたの?どこ行くのよ!」


体制が勢い余って前のめりになってしまった。


「わぁっ!」


キャー!!


地面まであと30cmのところで大河があたしの腕を再び支えてくれた。



大丈夫か?とか心配な顔してくれると思ってたら……



「バカッ!!お前ドジだな?」


あたしに降ってきた大河様のトゲのお言葉。



さらに………
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