【続】☆ツンデレ王子とあたし☆
ーーーーーーーーガバッ




「お、俺も………。」




そう言って、あたしを抱きしめた大河はさっきより照れくさそうな顔をしていた。




人気のないプールサイドでの出来事。






幸せを噛み締めていたとき、ふいに大河のポケットの中のケータイが震えた。








「もしもしっ!大河かっ!」





「あー、そうだけど?」



どうやら悠斗からの電話のよう。



どうしたのかな?と思ったが、悠斗の言葉であたしたちは慌てた。






「あゆみがっ!あゆみが………倒れた。」






あたしたちはすぐさま悠斗から事情を聴いた。













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