社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「子供のコトは冗談だ・・・」



「えっ!?でも…お父さんをどうやって説得するの?」


「反対されたら…駆け落ちする?」


「駆け落ち??そんなコトしたら、会社が…」



「早祐は本当に真面目だなっ」


 
尚貴は小馬鹿にした笑みを浮かべながら、スープを口に運んだ。



「私が説得してみるわ!」



「それがいい~。頼んだぞ…早祐」



責任は重大だけど…私だって誰にも尚貴を奪われたくない…



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