社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「…それは早祐が深読みし過ぎるんだろっ?」



「違うわっ!」



「もういい…」


尚貴は私の右手首を掴んだ。



「離して…お礼のキスしてあげるから…俺に顔を近づけろ」


「お礼のキスって・・・別に…いいわよ~っ」


「俺がよくない…俺はお前とキスしたい…チャージさせてくれ」



「…チャージ??」


いつから尚貴は充電器の必要なケータイになったの?



「充電しなくても大丈夫でしょ?」



「キスしたくないの?」



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