社長の吐息プラチナの甘美な囁き
ー早祐sideー
毎年、最も会社に貢献した社員に贈られる『社長賞』は2年連続、尚貴だった。
小学校卒業を機に、アメリカ留学してしまった尚貴。
私と尚貴は会社の最終面接で再会した。
12年ぶりの再会。
瞳と顔のラインに昔の面影を残してるものの、声も姿も別人に近い変貌を遂げていた。少し甘いハスキーな声と長身で端正な顔。
イケメンのオトナの男に成長していた。
父親に似て優秀で…彼は新入社員の中では異例のスピード出世。
今や入社2年目で、営業部の大黒柱となっていた。
「おめでとう」
1階のホールに全社員を集めての表彰式。
尚貴は私から表彰の楯と金一封を受け取った。
小学校卒業を機に、アメリカ留学してしまった尚貴。
私と尚貴は会社の最終面接で再会した。
12年ぶりの再会。
瞳と顔のラインに昔の面影を残してるものの、声も姿も別人に近い変貌を遂げていた。少し甘いハスキーな声と長身で端正な顔。
イケメンのオトナの男に成長していた。
父親に似て優秀で…彼は新入社員の中では異例のスピード出世。
今や入社2年目で、営業部の大黒柱となっていた。
「おめでとう」
1階のホールに全社員を集めての表彰式。
尚貴は私から表彰の楯と金一封を受け取った。