社長の吐息プラチナの甘美な囁き
「私がシンデレラで尚貴は王子様?」



「…まぁ~俺たちの場合は逆だ…。お前の方がセレブだからな」



「…私が王子様で尚貴はシンデレラ?」


私は思わず、尚貴のドレス姿を想像して、吹き出し笑い。




「…その笑いは何だ?」



「…別に」



「早く…食え。早祐」



「えっ?」



「…まだ、4時間ある…俺が車で送ってやるから…俺の部屋に来い」



彼の目的は何となく分かってる…


「下心が見え見えよ…」



「早祐がスキなんだ…しょうがないだろ?」



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